『お母さんからのひと言』(11月生活表より)

 秋も一段と深まり、陽だまりの恋しい季節となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 二学期も始まり早二ヶ月。運動会にお芋掘り、こころのお庭プロジェクト、そして来る感謝祭と盛りだくさんの行事に親子ともどもワクワクするこの頃です。行事があるごとに昨年はこうだったなと幼い姿が思い出され、時が経つ速さと子どもの成長に感慨深いものがあります。今でも特に思い出されるのが入園式。幼稚園へ入る嬉しさからじっとすることができず、園長先生のお膝の上で集合写真に納まった息子。今でもその片鱗は見受けられますが、その当時を振り返ればずいぶん成長させていただいたなとしみじみ感じます。好きなことを存分に伸ばしていただきながらも、お祈りによって感謝の気持ちを、行事ごとではメリハリをつける大切さを、縦割り保育では年齢の垣根を超えた思いやりの心の大切さを、、、と様々の方向からこの幼児期に大切なことを教えていただいていると実感します。私自身、幼児期のことを振り返ると鮮明ではありませんが、ふとした瞬間にあっ、こんな楽しいことがあったなと大人になってからほっとできる昔の記憶があります。息子にとって、大好きな聖マリア幼稚園でのたくさんの出来事が人としての礎というだけでなく、大人になってからのふとした瞬間の心の安息になるのではないかと思います。

 お世話になっている幼稚園に少しでもできることはないかと思い、腕白盛りの娘もいるため、皆様に助けていただきながらではありますが、本年度の幹事をさせていただくことになりました。様々な行事を通し、他のお母様方から学ぶこともたくさんあり、貴重な経験をさせていただいております。はや半分の折り返し地点にきてしまいました。残るところ半年、至らぬ点も多々ありますが、楽しく頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。