『お母さんからのひと言』(12月生活表より)

 青空に映える色とりどりの紅葉を目で楽しみ、ひらひらと舞い落ちる葉をくぐるように踊り、踏みしめる落葉の香りを楽しんでいると、ふと感じる朝の空気の冷たさ。アドヴェントを迎え、子供たちとカレンダーに居ろ塗りをしながら、イエス様のお生まれになったクリスマスまで、あと何日かを数える12月となりました。教会のイルミネーションも点灯がはじまりましたね。キラキラ光る教会、なんてきれいなんでしょう。

 私が聖マリア幼稚園の門を初めてくぐったのは、まだベルギーに在住していたころ。長女とふたりでの一時帰国での日本の幼稚園体験は、初日から「たのしくて、たのしすぎる!」と笑顔が弾ける13日間。あれから日本に移住し、東京と京都の二重生活で長男も途切れ途切れではありますが、聖マリア幼稚園にお世話になりました。そして、晴れて京都に居を構えて次男の入園。初めて一年を通しての行事を経験することができています。あぁ、やっぱりなんて楽しい幼稚園なんでしょう。もっとじっくり味わいたい!なんて夫婦で語っているうちに、もう緑組さん? 最後の年ではないですか。

 たくさんの行事は子供たちだけではなく、親の私たちをも成長させてくれました。たくさんの気付きをもたらしてくれました。子育てに、仕事に追われていると見過ごしがちなことを、ふと立ち止まって一緒に感じることの機会をいただきました。もう少し側にいたいな。幼稚園に寄り添った生活をさせてほしいな。何かお手伝いできることはないかな。

 ずっとそう思っていて、引っ越しの可能性がほぼなくなった今年度に、やっと念願の幹事のお役をさせていただくことができました。私ひとりの力なんて微々たるものですが、先輩こひつじのお母様方、現役幹事の仲間に助けられて楽しく活動させて頂いています。

 

 今月はいよいよページェント、そしてクリスマス。神様の愛の光が、マリアの可愛い天使たちに、そして世界中の子供たちを照らす世の中になりますように。