『お母さんからのひと言』(6月生活表より)

 アジサイの花のつぼみが、少しずつ大きくなり初夏を感じる日が多くなって来ましたね。入園・進級から2ヶ月経ち、我が家の子供達は新生活に慣れてきたようです。皆様のご家庭はいかがでしょうか?

 思い返せば、2年前の5月。息子と娘2人の4人でここ聖マリア幼稚園へ通い始めました。猛暑日、雨の日、雪の日・・・子供達と毎日歩いて通うのが日課になっています。「自宅から幼稚園までのこの道を次女が卒園するまでに、何往復するのかなぁ」っと考えることがあります。同じ道、同じ時間でも景色や会話は同じではなく、日々新しい発見、出来事が待っています。楽しい時間です。季節により子供の目に留まる葉っぱ、花、虫、木の実・・・毎日通っていても気が付かなかったものを見つけ、驚き、喜び、会話をします。仲良く手をつなぎ、歌を歌いながら子供と一緒に過ごせるこの「徒歩通園」が大好きであり、大切な時間だと思っています。そして、この時間をこれからも続けて行きたいです。

 私は年少時代、毎日泣き、先生や母を困らせていました。一度だけ保育園を抜け出し、30分以上掛かる道を1人で歩いて帰った事があります。なぜ保育園がいやだったのか思い出せませんが、今となれば私の幼児期の笑い話です。3人の子供達は、聖マリア幼稚園が大好き!お玄関で「行って来ます。ばいばーい」と笑顔で手を振ってくれます。そ津園してもマリアが大・大・大好きな息子。Sちゃんみたいな緑組さんになりたいっと言って頑張っている長女。「お弁当、作ってくれてありがとう。おいしかったよ」っと必ず言ってくれる次女。いつでも温かい手を広げ受け入れて下さり、縦の繋がりを大切にした保育の中で年少者に優しくする心、それが出来る事への憧れと努力が自然に芽生えはじめるように、そして感謝の言葉が自然に出来るように、導いて下さる聖マリア幼稚園に感謝いたします。

 こんなにお世話になっている幼稚園に何か出来ないかと、子供達と話し合いました。子供達は、「先生のお片付けを手伝ってあげる」 私は「幹事さんを頑張ってみようかな」と決め、今回幹事を引き受けさせていただきました。元気に明るく取り組んでいこうと思いますので、宜しくお願いいたします。